報恩講
報恩講。760年前にご往生された親鸞聖人の御法事。
私たちが生まれるずっとずっと前から続いていて、今は、「あなたの番だよ」と主催のバトンを受け取っているのが、真宗寺院の住職坊守ということでしょう。お寺の年中行事の中で、最も重く、大事に、形のごとく、お勤めする法要です。
迎えるまでは、仏具のお磨き、大掃除、もちつき、お華束づくり、幕張り、掛け軸の交換、特別な打敷、華やかな立花など、人手と手間暇のかかる準備が続きます。だんだんと、昔のようには出来なくなるでしょう。でも、出来る限りは出来るのです。
毎年の楽しみの一つは、つきたてお餅を大根おろしで頂く「からみ餅」。さっぱりしていて、からっ!美味!これを頂くと気合が入ります。
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12月10日(土)13時より15時半頃まで、御満座法要をお勤めします。ご法話は、滋賀県より樹洩陽舎、栖雲深泥(幸雄)先生です。ホームレス経験、大失恋、野球部監督、女子高教諭、居場所づくり、宮城顗先生。自身の失敗と挫折と出遇いの人生を通して、親鸞聖人の仏道をお話されます。
どなた様も参詣歓迎です。