「お寺deライブ」を開催します 3月19日(土)
蓮明寺では、お彼岸の法要を3月19日にお勤めしますが、今回は、勤行、法話(15分程度)の後、3組のアーティストによるライブを催します。
出演は、権藤デボラ和尊さん、〜NIGA〜 DUO FLUMENさん、あふりかじゃんぐる&フレアさん。
権藤デボラ和尊さんは地元久留米市宮ノ陣町在住のミュージシャン。ライブや社交の場「八百屋カフェ農と音」(1号店・2号店)のマスターで、農薬を使わない農業に取り組まれたり、西鉄久留米駅周辺や宮ノ陣町の河川敷のまちづくりにも果敢に取り組まれています。蓮明寺のご門徒で役員さんでもあり、住職修習には京都の本山にご同行いただきました。
あふりかじゃんぐるさんは、ココロ踊るアフリカの音楽をすべての人に。 アフリカの音楽を体験できるワークショップやレクリエーションの企画・開催、訪問演奏、イベント出演などの活動をしてます。今回は、フレアさんと共演されます。
NIGAさんは、アフリカンドラムプレイヤー、パーカッショニストの山下正樹さんと、マリンビスト、パーカッショニストの山下里紗(RISA)さんの夫婦。正樹さんは真宗大谷派僧侶で本山同朋会館の補導としても活躍されつつ、全国各地の寺院で演奏活動を展開されています。NIGAは、善道大師の比喩に出てくる二河白道に由来しています。
参加費は1,000円。未成年や困っている方は無料です。
当日は、オルタナティブスクール未来学舎さんのキッチンカーが来寺し、カレーライスを提供される予定です。
仏法×音楽×平和×ご先祖 融け合う世界へ
今回の「お寺deライブ」のテーマを、「仏法×音楽×平和×ご先祖 融け合う世界へ」としました。
お彼岸とは「浄土」のことです。
そこは法蔵という菩薩が、すべての人を救うために建立した仏法の世界です。
浄土は、不協和音である宮商が和して、この上ない美しい音楽が奏でられる世界。
浄土は、争いや奪い合い、支配されるもののいない平和な世界。
浄土は、娑婆の縁が尽きたこの身のいのちが帰る世界。
浄土は、すべての融け合う無碍の世界。
仏名を聞くものの前に開かれる大地により、わたしたちの生きる現実世界の課題を明らかにし、問いかけ、真実へと歩み出す一歩とならんことを祈念します。
住職 溝邊伸